T's skill教育技術研究所(ティーズ スキル)

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■今日の小話

 04/18 「教員採用」

   私立、公立問わず、学校の質を決めるのは紛れも無く「人材」でしょう。
   ですから、教員採用は当然、重要な要素になる。

   学校によって、その観点は異なるが、
   優秀な人材が欲しい、というニーズには変わりが無い。

   しかし、教員採用には難しい点がいくつもある様に感じる。
   一つは公立の教員採用試験。
   ペーパー試験を否定するつもりはないが、
   多くの教員志望者を見てきたが、単なる試験突破のための
   知識の詰め込みだけで終わっている者を多く見かける。
   最低限の学習をクリアできず、知識も有さない者が教師になるのは
   大いに問題だが、採用試験のための勉強ばかりで教師になる現在
   の採用方法も大いに問題がある様に思う。

   私の教師塾の受講生の中には、自分が教壇に立つ前に、授業のイロハ
   を学んでおかないと心配だから、という理由で参加をされる方が多い。
   「他の人は心配にならないんですかね。いきなり教壇に立つのに・・・」
   と漏らしていた方もいた。
   それはまさにその部分の問題点を浮き彫りにしているものでは
   ないだろうか。どれだけペーパーや面接や論文で、採用に値すると判断
   されても、経験が無ければやはり素人なのだ。
   心配で当然である。

   生徒にとって見れば、教師が新人であれ、求めるものに違いは無い。
   共に成長をしていくことは大切だが、最低限の授業ができる技量は
   身に付けて教壇に立ってこそ教師である。
   医者にはインターン制度があって、実習をし、経験を積み、それで初めて
   前線に出る。それは命を扱い、失敗が許されない現場であるから・・・

   教師はどうだろうか。
   失敗をし、生徒と悩み、乗り越えることも美しい。
   聞こえは良いが、生徒の人生は一度しかないのである。
   努力をした結果としての体験なら、それは良いのかも知れない。
   けれど、初めからそれを当たり前としてはならない。

   例えば、教員になるにあたって
   授業の技術に関する講習を一定期間受けることが条件である、
   という方法もあるだろう。
   またはインターン制度を導入して、授業を受け持たずに、
   TTや見学、サポートという形で関わる期間があって、その様子で
   人物や適正を判断して最終的に正式採用するのも良いかも知れない。

   人の人生に関わる仕事であるのだから、
   教員採用における授業の技量が占める割合はもっと高くなければならない
   と感じるのは私だけだろうか。



                                                        moro

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